オギノnews|水平リサイクル「CAN to CAN」を11/1から開始
(株)オギノ(山梨県甲府市、荻野寛二社長)は(株)クリエート、アルテミラ製缶(株)、アルテミラ・テクノソリューションズ(株)、MAアルミニウム(株)の4社と協働し、オギノ各店舗のリサイクルステーションで回収したアルミ缶を新たなアルミ缶に再生させる「CAN to CAN」の水平リサイクルを11月1日(水)から開始する。
オギノの店頭リサイクルは約20年前から実施していて、2022年度のアルミ缶の回収量は約14万3000kgに上る。これはアルミ缶約890万本分に相当する量だ。リサイクルによるCO2排出量の削減量は約870トンで、これは杉の木約6万2000本分、杉の木の森林面積に換算すると東京ドーム約8個分の年間CO2吸収量に相当する。
これまでオギノで回収したアルミ缶は、鉄製品の原料として再資源化されてきた。「CAN to CAN」の取り組みでは、集められたアルミ缶の約8割がアルテミラグループの施設でアルミ缶に水平リサイクルされる。水平リサイクルとは、同一種類の製品に生まれ変わらせることで、資源をくり返し循環させられることが利点だ。なお、残りの2割は、鉄製品の原料としてリサイクルされる。