ラルズnews|生鮮センター屋上に太陽光発電を導入/経産省の実証事業に参画
アークスグループの(株)ラルズ(札幌市中央区、猫宮一久社長)は、北海道石狩市にある「ラルズ東光生鮮流通センター」に太陽光発電設備を導入する。さらに経済産業省の「令和5年度 再生可能エネルギーアグリゲーション実証事業」に参画することを発表した。
ラルズ東光生鮮流通センターの屋上に、(株)H.E.エナジーが設計・施工する太陽光発電設備を導入し、施設内で使用する電力の一部を賄う。これにより、二酸化炭素排出量およびエネルギーコストを低減する。太陽光パネルの合計出力は244.16kWで、年間の自家消費量は224.143kWhを見込む。そしてこの太陽光発電によって、年間176トンの二酸化炭素を削減する見込みだ。
また、経済産業省の「令和5年度 再生可能エネルギーアグリゲーション実証事業」に発電事業者として参画する。電力の需給バランスを調整する「アグリゲーター」である東芝エネルギーシステムズ(株)が発電量予測に必要とするデータを「一般社団法人 環境共創イニシアチブ」に提供し、積雪の多い北海道での発電量予測精度の向上に寄与する。