コープさっぽろnews|第16回日本マーケティング大賞で「奨励賞」受賞
生活協同組合コープさっぽろ (札幌市西区、大見英明理事長)は、2023年度の優れたマーケティング活動を表彰する公益社団法人日本マーケティング協会主催の「第16回日本マーケティング大賞」で奨励賞を受賞した。奨励賞は、独自性や先行性、社会課題解決性、新しいマーケティングの芽など、規模は小さいながらもキラリと光るマーケティング・プロジェクトを選考委員会が選定する。
コープさっぽろの「子育て応援プロジェクト」の活動に取り組んでいる点が評価された。奨励賞は、推薦プロジェクト総数110件の中からコープさっぽろをはじめ、5件のプロジェクトが選ばれている。
子育て支援活動は、全道の組合員から回収した資源物(段ボール、紙パックなど)を、コープさっぽろのリユース・リサイクル施設のエコセンターで加工・販売し、その利益約3億円を子育て支援資金として活用する循環型支援だ。資源の回収量が増えるほど利益が増え、それが次世代のために活用される仕組みとなっている。具体的には、絵本を無償でプレゼントする「えほんがトドック」、保育園などで絵本の読み聞かせする「えほんわくわくキャラバン」、妊婦さんへベビー服やおむつなど約30点を無償でプレゼントする「ファーストチャイルドボックス」などを行っている。