イトーヨーカ堂news|使用済みマヨネーズボトル回収の実証実験
(株)イトーヨーカ堂(東京都品川区 、山本哲也社長)は、神奈川県川崎市にある「イトーヨーカドー溝ノ口店」で、7月1日(月)から実証実験として使用済みマヨネーズボトルの回収を開始する。
実証実験は(株)セブン&アイ・ホールディングスが参画している「クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンス」、キユーピー(株)、味の素(株)、アミタホールディングス(株)、川崎市と協働し、マヨネーズボトルの水平リサイクルの実現に向けて、必要な技術の確立と仕組みの構築を目指すもの。
クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンスは、海洋プラスチック問題解決に向け、業種を超えた幅広い関係者の連携を強めイノベーションを加速するために2019年に設立された官民連携プラットフォームだ。
廃プラスチックのリサイクルについては、使用済みPETボトルに代表されるような水平リサイクルの仕組みが社会的に実装されていない。イトーヨーカドーの店頭で回収を行うことにより、マヨネーズボトルの水平リサイクルの実現性を探っていく。具体的には素材・設計上、水平リサイクルの可能性がある使用済みマヨネーズボトルの回収を通じて、回収量や回収効率等を検証する。