セブン&アイnews｜｢セブン＆アイグループ自然資本に関する方針｣策定･開示

(株)セブン＆アイ・ホールディングス(東京都千代田区、井阪隆一社長)は、ネイチャーポジティブ実現に向けて自然資本に関する取り組みを一層推進するため「セブン＆アイグループ自然資本に関する方針」を策定・開示した。

2022年12月に開催された国連生物多様性条約第15回締約国会議で採択された「昆明・モントリオール生物多様性枠組み」では、新たな国際目標として生態系を保全し、自然を回復・再生させる「ネイチャーポジティブ」の考え方が示され、企業にも取り組みが求められている。

「セブン＆アイグループ自然資本に関する方針」に定める主な項目
１) 自然との関わりを把握するよう努めます
２) 自然の恵みを大切にし、自然に与えるネガティブな影響を回避・最小化します
３) 自然環境や生物多様性の回復・再生に貢献します
４) イノベーションを取り入れ、あらゆるステークホルダーと自然に貢献する価値を共創します
５) 透明性の高い、信頼される誠実な開示・報告に努めます

セブン＆アイグループでは、これまでも環境宣言「GREEN CHALLENGE 2050」に基づく持続可能な調達の取り組みをはじめ、セブンカフェのコーヒー豆産地支援やセブンの森・セブン海の森づくりへの参画などを通じて、ネイチャーポジティブの実現に向けた取り組みを実施してきた。また、自然資本に関する取り組みをTNFD提言に沿って開示している。策定した「セブン＆アイグループ自然資本に関する方針」は、同社のネイチャーポジティブ実現に積極的に取り組む姿勢を明確にするもので、今後もより一層、自然へのネガティブな影響を回避・最小化し、生態系の保存、自然の回復・再生に資する活動を推進していく。