ドンキnews|店舗従業員の「髪色」について第2回アンケート調査を実施

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(株)ドン・キホーテ(目黒区青葉台、吉田直樹社長)は、2022年3月に店舗従業員の服装ルールの緩和を行い、髪色自由化を実施した。今回、自由化以降2回目となる髪色調査を実施し、その結果を発表した。

髪色調査は 2024年11月21日~12月5日の期間、ドン・キホーテ店舗従業員(社員/パート・アルバイト)に対して行われ、回答者数は2391人だった。

①髪色比率の昨年比
従業員の髪色比率としては、黒髪が 42.8%と最も多いが、昨年より4.9%減少した。カラー(黒髪以外)を楽しむ従業員が昨年に比べて3.1%増え、半数以上の55.4%になった。カラフルな髪色「派手髪」を楽しんでいる従業員が昨年よりも4.5%増えて、23.8%に上った。

②髪色別性別比率
「黒・ブラック」の約6割が男性、「茶・ブラウン」と「派手髪」の約8割は女性という結果になった。女性従業員の方がカラー(黒髪以外)を楽しんでいるということがわかった。

③年代別髪色比率
すべての年代にカラフルな髪色「派手髪」を楽しむ従業員がいるという結果になった。10代の「派手髪」率が39.0%と最も高く、前年より4.0%増加した。10代から30代までの若い世代では、「派手髪」率が3割を超える結果になった。「派手髪」率が一番増えたのは20代で、前年と比べて9.1%増となり、より多くの20代の従業員が「派手髪」を楽しむようになった。

④20代の雇用区分別髪色比率(前年比)
「派手髪」率が前年比で最も増えた20代を雇用区分で比較すると、社員がもっとも増加率が高く、16.4%増だった。

⑤派手髪色比率
「派手髪」を楽しむ従業員の23%が「金・ゴールド」の髪色。次いで「アッシュ」や「桃・ピンク」、「赤・レッド」といった髪色が続く。「派手髪」色比率の上位5位までの髪色は前年と変わらなかった。前年と比較すると、上位の髪色比率が減り、より多様な髪色が選ばれていることがわかった。

⑥制度変更による影響髪
色を変えたことによる周囲の反応で、「ネガティブ」はわずか2.1%と非常に少なく、「ポジティブ」や「ニュートラル(反応がない)」という回答が大多数の97.9%だった。「派手髪」であることで、実際に購買へとつながるなどの営業面でのプラス効果や従業員間のコミュニケーション活性化に寄与していることがわかった。髪色を変えたことにより、モチベーションが「下がった」従業員は0.3%とわずかで、モチベーションが「上がった」が約半数、「ニュートラル(変化なし)」が半数だった。髪色を楽しむことや、褒められることが仕事へのモチベーションにつながるという好循環になっている。

⑦入社条件としての髪色自由化の意識率
入社を決める要因の1つとして、髪色自由化を意識していたと回答した従業員は67.9%に上る。特に、女性とパート・アルバイトの約7割が髪色自由化を意識して入社しており、その傾向が高い。年代別に見ると、10代の88.7%がもっとも髪色自由化を意識しており、特に若年層のパート・アルバイトにおいて、髪色自由化は入社を決定する要因の1つとなっている。

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