イトーヨーカ堂news|家庭の廃食用油回収本数累計1万本突破

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(株)イトーヨーカ堂(東京都品川区、山本哲也社長)は9月1日(日)から、専用リターナブルボトルを使用した家庭系廃食用油の回収を東京都内の全店舗に拡大する。

日本国内では年間約 10万トンの家庭系廃食用油が発生しており、そのほとんどが再利用されずに可燃ごみとして廃棄されている。一方で、廃食用油はバイオ燃料などの原料として活用できる貴重な資源とされている。

イトーヨーカ堂は、この貴重な資源を有効活用するため、2023年2月から家庭系廃食用油の回収を開始。当初の計画を上回るペースで回収が進み、専用リターナブルボトルの回収本数が累計1万本を突破した。

2025年1月末時点での回収店舗は、東京都、埼玉県、千葉県、大阪府、兵庫県の計65店舗に拡大。累計回収本数は専用リターナブルボトルで1万2874本、累計回収量は約9.5トン(2025年1月末時点)に達している。

回収された家庭系廃食用油は、バイオディーゼル燃料製造などへの活用をすすめ、将来的には集めた廃食用油を原料として ENEOS(株)(東京都千代田区、山口敦治社長)が持続可能な航空燃料(Sustainable Aviation Fuel「SAF」)の原料として活用を目指す。

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