西友news｜｢楽天西友ネットスーパー｣物流センターを松戸で稼働開始

(株)西友(東京都北区、大久保恒夫社長)と楽天グループ(株)は2月28日(火)、両社が協働運営するネットスーパー事業「楽天西友ネットスーパー」において、千葉県松戸市の専用物流センターを本格稼働を開始した。

センターの立地は東京外環自動車道「松戸インターチェンジ」から約4km、東京23区を網羅する環状七号線まで約7kmと至近で、首都圏中心部への配送、および高速道路網を利用した首都圏広域への配送の利便性が高い。

新京成電鉄新京成線「みのり台駅」からは徒歩約15分に位置していて、職住近接の就労環境も整備されている。

昨今、「新しい生活様式」のもと、ネットスーパーに対する需要の急速拡大から「楽天西友ネットスーパー」は、2022年第3四半期の流通総額は物流センター、店舗出荷合わせて、前年同期比15.2%増、物流センター出荷流通総額では2022年第3四半期は、前年同期比32.2%増となっている。

同センターは、ラサール不動産投資顧問(株)と(株)NIPPOが共同で開発する大型物流施設の全フロアを賃借したBTS型（Build to Suit 賃借者のオーダーメイドで建設）の物流センター。

延べ床面積は約21,500坪（約71,000平米）と、「楽天西友ネットスーパー」の物流センターの中では最大規模で、常温・冷蔵・冷凍の3温度帯で最大4万～5万アイテムが保管可能。また、搬送や保管などの自動化装備を導入することで、倉庫内の作業効率を大幅に向上させている。

物流センターの稼働開始に伴い、これまで稼働していた千葉県柏市の物流センターを閉鎖する。より大規模で、効率化した本物流センターに機能を集約することで、当日配送枠を拡充し、首都圏における供給能力を強化し、サービスの利便性向上を図る。

■楽天松戸iFC
所在地／千葉県松戸市稔台5丁目1番1
稼動開始／2023年2月28日(火)
延床面積／約2万1500坪(約7万1000㎡）
賃借面積／約2万坪(約6万7000㎡）
物件階数／地上4階建