アマゾンnews｜千葉･埼玉に8月フルフィルメントセンター新設

アマゾンジャパン合同会社（東京都目黒区）は6月1日（木）、千葉県千葉市と埼玉県狭山市にAmazonの物流拠点であるフルフィルメントセンターを新設すると発表した。

開設は2つの拠点ともに今年8月を予定する。この2つの拠点の延床面積は合計約20万㎡。新たに3000人以上の雇用機会を創出する。

また2拠点の新設により、アマゾンジャパン全体の商品保管容量は過去最大の1700万立方フィート以上となる。日本国内のFCの数は合計で25カ所以上となる。

千葉県に開設する「Amazon千葉みなとFC」は、ロボットが商品棚を持ち上げて移動する「Amazon Robotics（アマゾンロボティクス）」を導入する拠点としては国内最大だ。「Drive（ドライブ）」と呼ばれるロボットが「Pod（ポッド）」と呼ばれる専用の商品棚を移動させることで、従業院の業務をアシストする。これにより、より短い時間で棚入れや棚出しが可能になる。また、最大約40％多くの在庫を保管でき、品揃えを増やせるため、フルフィルメント by Amazon（FBA）を利用してサービスを提供している中小規模の販売事業者にとって、販売機会拡大のメリットとなる。

埼玉県狭山市の「Amazon狭山広瀬台FC」は、洋服や時計、靴などのファッション関連の商品を専門に取り扱う物流拠点。ファッション商品特有の保管や梱包などのニーズに対応した設計になっている。

■Amazon千葉みなとFC
所在地／千葉県千葉市
延床面積／約12万㎡（3万6300坪）
商品保管容量／120万立方フィート(ft3)
開設日（予定）：2023年8月

■Amazon狭山広瀬台FC
所在地／埼玉県狭山市
延床面積／約8万㎡（2万4200坪）
商品保管容量／110万立方フィート(ft3)
開設日（予定）： 2023年8月