髙島屋news|6月既存店4.7%増/免税売上48.3%増とセール1日前倒しが成功
(株)高島屋(大阪府大阪市、大本茂社長)が2018年6月度の売上げ速報を発表した。
髙島屋単体13店舗では4.7%増、百貨店子会社を含めた17店舗でも同じく4.7%の増収だった。
増収の要因は、高額品や免税売上げが引き続き好調だったこと。免税売上げは前年同月より48.3%上回った。また、クリアランスセールを前年より1日早い29日(金)にスタートしたことが売上増につながった。6月18日に発生した大阪北部地震の影響も多少あったものの、全体的には好調だった。
店舗別では、新宿店が14.5%と大きく伸長。柏店9.8%、大阪店6.5%など8店舗が前年超え。日本橋店は±0.0%と横ばい。また百貨店子会社は、高崎高島屋13.3%増など4店舗すべてプラスとなった。
一方で減少したのは、立川店▲26.7%、大宮店▲3.9%、港南台店▲2.5%。立川店は売場面積の縮小が影響している。
商品別に見ると、婦人雑貨、特選衣料雑貨、宝飾品、紳士服、紳士雑貨、婦人服、子ども服、ホビー、リビング、食料品が前年比プラスとなった。