ベルクnews|第1Q売上高6%増の544億円も減益/4月に2千億円突破達成セール

(株)ベルク(埼玉県鶴ヶ島市、大島孝之社長)が2019年2月期の第1四半期決算を発表した。

営業収益544億0800万円(前年同期比6.2%増)、営業利益21億2500万円(2.5%減)、経常利益22億4000万円(3.4%減)、四半期純利益15億2400万円(5.1%減)の増収減益だ。

営業利益率3.9%、経常利益率4.1%。

販売政策では、ポイントカード販促、チラシ販促の強化、ネット販促によって顧客の来店動機を高め、生活催事に合わせた売場づくりによる固定客化を図った。また、移動スーパーの展開で高齢者などに対する買物支援に取り組んだ。また4月には「売上2000億円達成記念セール」を実施している。

商品政策面では、より良い産地からの商品調達、直輸入商品の開発を行い、顧客が求めやすい価格で提供した。また2018年3月からは新たなブランド「くらしにベルク kurabelc(クラベルク)」を立ち上げた。

店舗運営では、ベルクの特長である標準化された企業体制を基盤にLSP(レイバースケジューリングプログラム)の定着化、適正な人員配置、省力器具の活用による効率的なチェーンオペレーションを進めた。

5月に「フォルテ寄居店」を新規出店し、5月末現在の店舗数は107店舗となった。また、既存店3店舗の改装を実施して、惣菜や簡便商品の拡充と、セミセルフレジ導入を行った。

物流体制では、自社物流の強みを活かし、商品を産地やメーカーから大量一括調達することによって、配送効率を高めて、商品の価格強化、品質の安定化を目指した。また、店舗作業に合わせた配送体制の見直しを引き続き行っている。

関連カテゴリー

決算 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧