三越伊勢丹news|9月既存店0.4%増/伊勢丹新宿本店1.9%増

(株)三越伊勢丹ホールディングス(東京都新宿区、杉江俊彦社長)が9月の売上速報を発表した。

三越伊勢丹既存店は前年比100.4%、全店では97.7%だった。また国内グループの10百貨店は97.0%。これにより国内百貨店は97.4%。8月より数値は改善した。基幹店は、伊勢丹新宿本店が101.9%、三越日本橋本店98.3%、三越銀座店 99.5%。

大都市圏の新宿、名古屋はラグジュアリーブランドの雑貨や衣料品が引き続き売上げを牽引している。ただし北海道胆振東部地震や2度の台風の影響が大きく、全国の既存店実績は99.0%と、前年を下回った。

9月は中盤から後半にかけて気温が低下したことで婦人、紳士ともにコートを中心にアウターが大きく伸長した。

免税売上げは首都圏、全国ともに堅調に推移した。来店客数の増加が好調の要因だ。商品は、高額品、冬物衣料が良かった。

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