ヤマザワnews|第2Q 売上高558億円3.4%減・経常利益61.4%減
(株)ヤマザワ(山形市あこや町、古山利昭社長)は、2019年2月期の第2四半期連結業績を発表した。
売上高は558億8200万円(前年同期比3.4%減)、営業利益は2億0200万円(63.4%減)、経常利益は2億2400万円(61.4%減)、純利益は1億0100百万円(71.5%減)と、減収減益だ。
営業利益率、経常利益率ともに0.4%。
スーパーマーケット事業の売上高は491億0800万円(3.5%減)と減収。「生活応援セール」や「水曜均一祭」を継続して行い、食料品を中心に買得商品を多数品揃えして販売を強化した。また、電子マネー機能付きポイントカード「にこかカード」の利用拡大のための販促活動を実施した。鮮魚は、地元で水揚げした海産物を販売する「鮮魚まつり」を展開。惣菜は、新企画の「フライデーバイキング」を開始した。
部門を横断した取り組みでは、バイヤーが厳選商品をチラシ掲載する「バイヤーいちおし商品」を実施。また、同社が加盟するニチリウグループのPB商品「くらしモア」や、連結子会社の(株)サンコー食品によるグループオリジナルの惣菜および日配商品の拡販を積極的に行った。店舗運営面は、セルフ式レジの導入を進めて、時間短縮と店舗の作業効率向上を図った。
店舗展開は、3月にヤマザワの「宮内店」(山形県南陽市)を近隣地へ新設移転。旧店舗に比べて売場面積を拡充して、売上げも伸長している。既存店は、7月にヤマザワの「南陽店」(山形県南陽市)、よねや商事の「千石大橋店」(秋田県湯沢市)2店舗の改装を行った。
8月末の店舗数は、ヤマザワの店舗が山形県内43店舗、宮城県内24店舗。よねや商事は秋田県内9店舗。スーパーマーケット事業の合計店舗数は76店舗となった。
ドラッグストア事業の売上高は67億6800万円(2.0%減)。主力の医薬品と化粧品のカウンセリング推進をはじめとした販促活動を強化するとともに、経費削減活動に取り組んだ。しかし、4月に「ドラッグ田子店」(宮城県仙台市)、7月に「ドラッグ加茂店」(宮城県仙台市)を閉店したことも影響して、売上げ減となった。8月末で73店舗。