セブン&アイnews|9月既存店7-11が5.1%・IY堂2.8%・ベニマル3.1%増収

(株)セブン&アイホールディングス(東京都千代田区、井阪隆一社長)の主要各社の9月成績が発表された。

(株)セブン-イレブン・ジャパン(古屋一樹社長)の既存店の売上げは前年同期比5.1%増だ。客数が2.2%減、客単価が7.5%増と、客数は1カ月ぶりにマイナスに転じた。店舗数は2万600店で、チェーン全体の売上高は7.7%増。

7-Eleven,Inc.は米国内既存店の商品売上高は1.0%増。チェーン全店の商品売上高は11.7%増と引き続き好調だ。ガソリン売上げが43.7%伸び、総売上高は26.3%増。

(株)イトーヨーカ堂(三枝富博社長)は既存店売上高2.8%増。客数0.9%増、客単価も2.0%増と回復基調にある。全店ベースの売上高は4.3%増。

(株)ヨークベニマル(福島県郡山市、真船幸夫社長)の既存店は、客数が0.4%増、客単価が2.6%増となり、売上高は3.1増と、今期初めて前年をクリアした。全店ベースの売上高は6.4%増。

百貨店の(株)そごう・西武(林拓二社長)は、既存店が0.7%減、全店ベースでは13.2%減と、引き続き苦戦している。

デニーズを運営の(株)セブン&アイ・フードシステム(小松雅美社長)は、既存店が客数が2.3%減、客単価はメニュー単価が上がったこともあり5.9%増で、売上高は3.5%増。全店ベースでは1.5%増。

イトーヨーカ堂とヨークベニマルが回復基調を取り戻すか。この年末商戦が正念場だ。

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