J.フロントnews|11月売上高1.7%増/化粧品・高額品・菓子が牽引

J.フロントリテイリング(株)(東京都中央区、山本良一社長)が2018年11月の売上速報を発表した。

大丸松坂屋百貨店14店舗の合計は1.6%増。博多大丸、下関大丸、高知大丸を加えた17店舗の百貨店事業合計は1.7%前年を上回った。

11月は、前年に比べて休日が1日少なかった。しかし、訪日外国人客を含め、化粧品やラグジュアリーブランド、高級時計などが相変わらず好調に推移したことで、それをカバーした。さらに食品では菓子の売上げが伸長した。

店舗別では、大丸東京店が5.0%増で27カ月連続で対前年プラスを維持したほか、直営14店舗中6店舗が前年実績を上回った。好調だったのは、大丸札幌店4.5%、大丸京都店3.9%、大丸梅田店3.7%、松坂屋名古屋店1.2%、松坂屋高槻店0.5%の5店舗。

一方で、大丸須磨店▲8.1%、大丸山梨店▲7.7%、大丸芦屋店▲6.1%など8店舗は前年を下回った。

免税売上高は、大丸松坂屋百貨店は客単価8%減だったが客数が27%伸びて、売上高は17%増収した。また、関西、札幌地区が好調で、とくに札幌店は20%増と伸びた。

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