高島屋news|1月売上高2.6%減/免税売上高15%の二桁減

(株)高島屋(大阪府大阪市、大本茂社長)の1月店頭売上速報は、2.6%前年を下回った。

商品別に見ると、特選衣料雑貨、宝飾店など高額品は堅調に推移した。食料品も売上げを伸ばした。一方で、紳士服、紳士雑貨、婦人服、婦人雑貨、子どもホビー、リビングは不調だった。

また、好調を維持していた免税売上げが15.1%減と大きく落ち込んだ。客数と単価も前年を下回った。

高島屋単体の13店舗では2.8%減。店舗別では大宮店5.0%と柏店3.6%の2店舗が増収だ。

一方で、売場面積が前年同月より縮小していることが影響して立川店13.7%減、堺店11.7%減は二けた減。新宿店5.8%、日本橋店4.8%、大阪店3.9%、港南台店3.9%も減収だ。また、玉川店、横浜店、京都店、泉北店も前年に届かなかった。

日本橋店は、2018年9月にレストラン街の運営を子会社に移管したため、調整後の実質前年比較は2.5%減になる。

国内百貨店子会社は、高崎高島屋は1.8%増だったが、岐阜高島屋、米子高島屋、岡山高島屋の3店は減収。

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