東急百貨店news|2月百貨店は1.7%減/東急ストア ’18通期既存店は0.6%増

(株)東急百貨店(東京都渋谷区、大石次則社長)と(株)東急ストア(東京都目黒区、須田清社長)が2月の業績を発表した。

まず東急百貨店の売上高は118億6700万円で前年同月を1.7%下回った。

主力の渋谷地区は68億6200万円で1.2%増。渋谷地区には、本店、東横店、渋谷ヒカリエShinQs、二子玉川東急フードショー、HINKA RINKA銀座、mikke蒲田店、法人外商部門が含まれる。

吉祥寺店は15億0100万円で3.4%減。たまプラーザ店は19億5800万円で9.1%減、札幌店は15億4400万円で2.8%減と全店とも苦戦した。

次に東急ストアの2月の業績は、既存店売上高が140億8600万円で前年同月比0.8%減、全店ベースでも1.1%減の156億6700万円にとどまった。スーパーマーケットは暖冬によって冬物商材が伸び悩んだ。百貨店では季節催事効果が好調要因とされているが、スーパーマーケットではあまり効果がなかったと報告されている。東急ストアもほかのスーパーマーケットと同様の傾向だった。

また、2月の業績と同時に第4四半期と通期の業績も発表された。
第4四半期は既存店売上高が478億8800万円で前年同月比1.3%減。全店でも518億4900万円で1.3%減だった。

通期では、既存店の売上高は1885億7100万円で、0.6%増だった。既存店で減少したのは第4四半期のみで、第1四半期0.5%増、第2四半期2.2%増、第3四半期1.3%増だった。全店の売上高も2025億5700万円で、0.1%増だった。全店で減少したのは、第1四半期の0.3%減と第4四半期で、第2四半期1.6%増、第3四半期0.7%増は前年を上回った。

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