コンビニnews|3月既存店/ファミマ0.8%増・セブン0.1%増・ローソン0.3%減

コンビニ大手3社の3月業績が発表された。

■セブン-イレブン・ジャパン
既存店の客数は98.3%と前年を下回ったが、客単価が101.8%で、既存店売上高は前年同月比100.1%とほぼ横ばい。チェーン全店の売上高は103.0%。3月末時点で店舗数は2万0904店。

■ファミリーマート
既存店売上高は前年同月比100.8%。客数は99.3%、客単価は101.5%。チェーン全店の売上高は98.8%だ。ファミリーマート(プロパー)の国内店舗数は、3月末時点で1万5502店。14店舗を出店し、25店舗を閉店した。

3月も引き続き、惣菜・冷凍食品を始めとする「お母さん食堂」シリーズの拡販に努めた。さらに新コーヒー什器の導入効果(約7000店に導入)や販促施策などが奏功したことにより、中食は堅調に推移した。さらに、バーコード決済PayPay、LINE Payのキャンペーンによる集客効果もあって、既存店売上高は100.8%と5カ月連続で前年クリアした。

■ローソン
3月の既存店は、客単価は102.1%だったが、客数の97.6%が響き、既存店売上高(チケット・ギフトカード等は除く)は99.7%と前年を下回った。全店では前年比105.0%。

米飯商品は、さらに美味しくなった「悪魔のおにぎり」や新潟コシヒカリシリーズなどのおにぎりが売上げを牽引した。調理麺は、温かい麺、「これが…」シリーズのパスタが伸長した。また、日配食品、冷凍食品も好調だった。

フランチャイズ店舗を含む3月末時点の店舗数は1万4663店。そのうちナチュラルローソンが139店、ローソンストア100が798店。

フランチャイズ加盟店にとって一番大事な既存店売上高前年同月比。
ファミリーマート100.8%、
セブン-イレブン100.1%、
ローソン99.7%。

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