H2Onews|4月百貨店事業は1.0%増収/食品事業は減収

エイチ・ツー・オーリテイリング(株)(大阪市北区、鈴木篤社長)が2019年4月度の売上速報を発表した。

百貨店事業は、阪急本店が前年同月比4.7%増、阪急本店が15.1%減、支店合計が1.2%増、全店合計で1.0%増と何とか前年実績をクリアした。ただし、阪神梅田本店が工事中で、売場面積が前年に比べて約2割減となっているため、調整すると3.4%増となる。

4月は、全般的に気温が低く、衣料品・雑貨のシーズン商品が低迷した。阪神梅田本店は、前年の売りつくしバーゲンの反動があったものの、ファッション感度が高い衣料品やバッグ、高額なジュエリーなどが売上げを牽引し、百貨店全店としては前年実績をクリアした。

一方、食料品も、お花見シーズンが前年より後ろにズレたことによって、弁当や惣菜などが好調に動いた。

インバウンド売上げは、約42億5000万円(8%増)と過去最高を記録した。特に高額なジュエリーや時計、バッグの売れ行きが好調だった。

支店は12店舗中9店舗が前年を上回った。特に 西宮阪急(3%増)での子ども服売場の改装、紳士服の自主編集売場の新設が、集客力アップにつながって売上げが増加した。

阪急本店は、婦人ファッションが8%増だった。GWの旅行用としてドレス(22%増)や初夏のアイテムが好調に推移した。また、昨秋改装したバッグ売場が新客獲得に寄与するとともに、国内・インバウンド゙ともに化粧品の売上げが好調だった。

阪急メンズ大阪は、改装した海外ブランド売場の売上げが特に好調だった。また、若い世代が雑貨を中心に購入し、売上げ増に貢献した。

インバウンド売上げは、約34億円(10%増)と過去最高を記録した。高額なジュエリーや時計、海外ブランドのバッグが継続的に売上げを伸ばした(7%増)。また、化粧品のリピーターが増加し、消耗品(15%増)の売上げが大きかった。

100万円以上の高額品は、国内・インバウンドともに好調で、12%増だった。特に、高額なジュエリーがよく動いた。

(株)イズミヤと(株)阪急オアシスの食品事業は、イズミヤが3.6%減、阪急オアシスが5.6%減と振るわない。

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