三越伊勢丹news|4月国内百貨店2.8%減/寒暖差激しく初夏物伸び悩み

(株)三越伊勢丹ホールディングス(東京都新宿区、杉江俊彦社長)が4月の売上速報を発表した。

三越伊勢丹7店舗の合計は97.0%、既存店も97.0%と前年割れだ。三越銀座店が100.7%で、唯一前年を上回った。伊勢丹新宿本店店頭97.3%、三越日本橋本店店頭95.7%、伊勢丹立川店94.7%、伊勢丹浦和店97.5%、伊勢丹相模原店92.5%、伊勢丹府中店89.5%と苦戦が目立つ。

国内グループ10店舗計は97.6%。函館丸井今井102.0%、名古屋三越101.9%、広島三越103.1%の3店舗が増収。反面、札幌丸井三越98.4%をはじめ7店舗は前年を下回った。

国内百貨店計は97.2%だった。

ラグジュアリーブランドや宝飾・時計は引き続き好調に推移したが、寒暖差が激しかったことで初夏物が伸び悩んだ。

基幹店では婦人コートやラグジュアリーブランドの衣料品・雑貨、宝飾、時計、化粧品が好調に推移した。

免税売上げは3月ほどの伸びはなかったが前年を上回り、札幌三越、札幌丸井今井、岩田屋本店は、二桁増と好調だった。

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