セブン&アイnews|4月既存店は国内コンビニ0.2%増・イトーヨーカ堂4.2%減

(株)セブン&アイ・ホールディングス(東京都千代田区、井阪隆一社長)が、4月の月次営業情報を発表した。

既存店が前年をクリアしたのはセブン-イレブンと米国7-Eleven,Incの2社。イトーヨーカ堂、ヨークベニマル、そごう・西武、セブン&アイ・フードシステムズは前年を下回った。国内企業の客数はセブン-イレブンも含めてすべて減少している。

セブン-イレブン・ジャパンの既存店は客数が97.5%、客単価が102.8%で売上高は100.2%。客数の前年割れを客単価がカバーした。全店ベースの売上高は102.7%。店舗数は3月から21店舗増えて2万0904店。

7-Eleven,Incは米国内既存店の商品売上高が105.2%と好調だ。全店ベースでは商品売上高が104.4%、3月は前年割れだったガソリン売上高も103.0で総売上げは103.7%。

イトーヨーカ堂の既存店は客数が95.4%、客単価が100.5%。3月は100.2%だった商品売上高は、客数減が響いて95.8%と低迷した。全店ベースの総売上計は94.6%。商品売上高が94.5%、テナント他が95.0%。

ヨークベニマルの既存店は客数が96.8%、客単価が101.2%で売上高が98.0%。全店ベースでは99.2%だ。

そごう・西武の売上高は、既存店98.7%、全店ベースも98.7%。

デニーズを運営するセブン&アイ・フードシステムズの既存店は客数が96.5%、客単価が103.4%で売上高は99.8%。全店ベースでは98.3%だ。

日本国内の小売業がダウントレンドにある事実が、セブン&アイに表れた感じだ。

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