三越伊勢丹news|6月国内百貨店2.6%減、台風・悪天候でセール不振

(株)三越伊勢丹ホールディングス(東京都新宿区、杉江俊彦社長)の6月の国内百貨店は前年同月比97.4%にとどまった。

6月28日(金)から国内百貨店全店でクリアランスセールを実施したが、初日の台風やその後の悪天候が影響して売上げを押し上げるには至らず、三越伊勢丹をはじめ国内百貨店では前年実績を下回った。

基幹3店では、特選、宝飾が2桁増と好調に推移して前年を上回ったものの、免税売上げは、三越日本橋本店、岩田屋本店、名古屋栄店、高松三越を除き、ほとんどの店舗が前年を下回っている。

三越伊勢丹7店舗は97.0%。

伊勢丹新宿本店98.0%、三越日本橋本店94.6%、三越銀座店98.2%と旗艦3店は減収だ。伊勢丹浦和店の98.2%、伊勢丹相模原店95.8%、伊勢丹府中店92.5%も苦戦し、唯一伊勢丹立川店だけが101.0%だ。

国内グループ10店舗は97.9%。

その中で函館丸井今井の107.0%、広島三越の101.4%、高松三越の104.4%、松山三越の101.5%は前年を上回った。札幌丸井三越97.6%、仙台三越95.9%、新潟三越伊勢丹の94.6%、静岡伊勢丹の97.0%、岩田屋三越の96.3%、名古屋三越は99.8%と苦戦した。

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