いなげやnews|第2Q収益1256億円0.6%減・経常損失6300万円

(株)いなげや(東京都立川市、成瀬直人社長)の2020年3月期の第2四半期は、営業収益が1256億700万円(前年同期比0.6%減)、売上高が1212億9500万円(同0.6%減)の減収だ。売上総利益は340億5900万円(同0.8%減)。また運送費をはじめとする販売費は増加したものの、経費全体の見直しを行うことで、販売費及び一般管理費は386億3300万円の0.5%減にとどめた。

しかし、営業損失1億9900万円(前年同四半期1億0300万円の営業損失)、経常損失6300万円(同4500万円の経常利益)、四半期純損失2億7300万円(同2億6900万円の純損失)だった。


■9月11日オープンのいなげや小金井東町店(東京都)

主力のスーパーマーケット事業は、いなげやと(株)三浦屋で構成されるが、売上高が991億5400万円(1.6%減)、セグメント損失は7億3800万円(前年同四半期は6億1000万円のセグメント損失)。

いなげやでは、「ヘルシーリビング&ソーシャルマーケットの実現」を経営目標に、中期2カ年経営計画を進める。最終年度の今期は、「商品経営実現に向けた取り組み」では、惣菜を柱とした生鮮強化型スーパーマーケットへの転換に注力。また「ロジスティクス活用の取り組み」では、店舗作業の軽減を目的にとしてプロセスセンターを活用した。

いなげやは2店舗を新設し、4店舗を閉鎖した。そのうち1店舗はグループ内の業態変更を予定している。さらに5店舗の改装を行った。三浦屋では1店舗を閉鎖した。10月末の店舗数は、いなげやの137店舗と三浦屋の10店舗の147店舗。

(株)ウェルパークのドラッグストア事業は売上高が217億7500万円(3.9%増)、セグメント利益は4億 (同3.9%減)だ。9店舗を改装した。10月末店舗は135店。

 

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