JMnews|第2Q 売上高620億円10.1%・経常利益5.5%、既存店好調

(株)JMホールディングス(茨城県土浦市、境正博社長)が2020年の7月期第2四半期の決算を発表した。同社は(株)ジャパンミートが2020年2月1日、持ち株会社体制に移行して設立された。

売上高は620億500万円(前年同期比10.1%増)、営業利益28億1000万円(6.4%増)、経常利益28億6800万円(5.5%増)、四半期純利益18億5800万円(17.7%増)と増収増益だった。スーパーマーケット事業、その他の外食事業の既存店の業績が順調に推移した。また2019年5月に子会社化した(株)タジマの店舗と前期出店した5店舗が寄与した。

営業利益率は4.5%、経常利益率が4.6%。


主力のスーパーマーケット事業の売上高は598億5500万円と前年同四半期に比べ56億2800万円(10.4%)の増収、セグメント営業利益は26億5800万円となり、前年同四半期と比べ2億3800万円(9.9%)の増益だった。

スーパーマーケット事業は5つの店舗タイプに分けられる。

第1は、大型商業施設内店舗の「ジャパンミート生鮮館」。ホームセンター「ジョイフル本田」、「ジョイフルエーケー」および「マルイ」などの大型商業施設に14店舗出店している。

第2は、関東圏の郊外に単独店舗として出店するのが「ジャパンミート卸売市場」。ロードサイド9店舗を展開している。

第3は、北関東で展開する地域密着型店舗「パワーマート」で4店舗。

そして第5に東京都内を中心に展開する業務用スーパー「肉のハナマサ」で53店舗がある。

これらに前期、埼玉県東部エリアを中心に「スーパーマーケットタジマ」を運営する(株)タジマがグループ入りした。4店舗のリニューアルを行い、屋号を「食肉卸売センターMEATMeet」に変更している。

上期は2019年9月に「肉のハナマサ日本橋宝町店」(東京都中央区)、「スーパーマーケットタジマ大里店」(埼玉県越谷市)、2020年1月に「パワーマート東海店」(茨城県那珂郡)、「スーパーマーケットタジマ三郷店」(埼玉県三郷市)を閉店した。これにより、1月末のスーパーマーケット事業の店舗数は85店舗になった。

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