セブン&アイnews|2月既存店イトーヨーカ堂・ヨークベニマル好調
(株)セブン&アイホールディングス(東京都千代田区、井阪隆一社長)が2月の営業情報を公開した。数字はすべて前年同月比である。
セブン-イレブン・ジャパンの既存店売上高は100.8%。客数は98.3%、客単価は102.5%。チェーン全体の売上高は全店ベースで105.5%。店舗数は1月から14店舗減って2万0916店。
7-Eleven,Incは米国内既存店の商品売上高103.9%。全店ベースでは商品売上高109.0%、ガソリン売上高が108.1%で、チェーン全店総売上高は108.7%。
イトーヨーカ堂の既存店売上高は105.0%で、客数は104.3%、客単価が100.7%。全店ベースでは売上高が101.4%、テナント他が101.9%で、総売上高は101.6%と前年を上回っている。
ヨークベニマルの既存店売上高は104.0%。客数が102.8%、客単価が101.2%。全店ベースでは売上高106.1%。
イトーヨーカ堂とヨークベニマルは新型コロナウイルスによる内食回帰、巣ごもり・買いだめ消費で、2月は好調だった。一方、環境に逆風が吹いたのは百貨店と外食だ。
そごう・西武の既存店売上高は93.5%。デニーズを運営するセブン&アイ・フードシステムの既存店は客数95.2%、客単価が103.7%で売上高は98.8%。全店ベースでは売上高98.7%。両業態ともに増税によって10%の消費税となり、しかもインバウンド需要や観光需要も見込めず、厳しい春のスタートとなった。