コーナンnews|’20年2月期/営業収益3746億円12.3%増・経常利益0.8%増

コーナン商事(株)(大阪府堺市、疋田直太郎社長)が2020年2月期本決算を発表した。

営業収益は3746億4400万円(前期比12.3%増)で、営業利益200億6600万円(0.9%増)、経常利益189億1900万円(0.8%増)、純利益118億3000万円(9.0%増)と増収増益だ。

営業利益率は5.4%、経常利益率は5.0%。

コーナン商事グループは、「日本を代表する住まいと暮らしの総合企業となる」ことを目標に、2018年4月にその後の3年間を見据えた「第2次中期経営計画(2018-2020) ~もっと大好きや!! コーナン~」を策定している。

その2年目に当たる今年度は商品力強化策を推進するとともに事業規模の拡大を推し進め、ホームセンターコーナン7店舗、コーナンプロ6店舗、KOHNAN VIETNAM4店舗を出店した。一方で、ホームセンターコーナン3店舗を閉店した。

昨2019年4月、LIXILグループのプロ向け建築資材卸売業66店舗を運営する(株)建デポを240億円で買収し子会社化した。さらに11月には(株)パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)子会社のドイト(株)が運営していたホームセンター事業およびリフォーム事業を承継し、ホームセンターコーナンドイト10店舗、コーナンプロドイト6店舗を新しく傘下に加えた。その結果、2月末時点の店舗数は453店舗となった。内訳はホームセンターコーナン289店舗、コーナンプロ83店舗、ホームセンタービーバートザン6店舗、ビーバープロ4店舗、KOHNAN VIETNAM5店舗、建デポ66店舗。

商品部門別に見ると、ホームインプルーブメント部門では工具、金物・水道、工事全般、住宅設備機器などが堅調に推移した。ハウスキーピング部門では日用品、薬品、ダイニング用品などが堅調に推移したものの、インテリア、家電などは伸び悩んだ。ペット・レジャー部門では、昨今のペットブームに助けられて、ペット用品の動きは好調だった。

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