薬王堂news|第2Q 売上高568億円11.7%増・経常利益50%増

(株)薬王堂ホールディングス(岩手県紫波郡、西郷辰弘社長)の2021年2月期第2四半期(3月~8月)は、売上高が567億6400万円(前年同期比11.7%増)、営業利益30億5700万円(50.2%増)、経常利益32億1700万円(43.2%増)、四半期純利益19億4300万円(24.0%増)と増収増益だ。

新型コロナ感染症拡大のなか、巣ごもり消費や感染防止の特需もあってドラッグストアは好調だったが、第2四半期に入り、その特需による伸びは鈍化してきた。また7月の長雨による天候不順が季節商材の売上げに影響した。それでも第1四半期の貯金が大きく、薬王堂も前年同期を大きく上回っている。

営業利益率5.4%、経常利益率5.7%。

ヘルス部門の売上高は118億0100万円(13.5%増)。医薬品は感冒薬、消毒薬が、衛生用品ではマスク、介護用品が売上げを伸ばした。調剤も堅調に推移した。

ビューティー部門の売上高は85億5300万円(2.9%増)。ハンドソープやオーラルケア商品が好調だった。

ホーム部門の売上高は117億1700万円(14.8%増)。洗剤、家庭紙が売上げを伸ばした。ペット関連商品も伸長した。

フード部門の売上高は245億9100万円(12.8%増)。食品は加工食品、日配品が、酒類ではビール類、酎ハイが好調に推移した。

上半期の新規出店は7店舗、退店は1店舗。8月末の店舗数は303店舗となり、そのうち調剤併設型店舗は3店舗、調剤専門薬局は2店舗。

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