良品計画news|20年8月期/営業収益1794億円・コロナ禍で169億円の赤字

(株)良品計画(東京都豊島区、松﨑暁社長)が2020年8月期の本決算を発表した。2020年8月期は、決算期変更により2020年3月1日~2020年8月31日の6カ月決算となっている。

営業収益1793億9200万円(前期は4387億1300万円)、営業利益8億7200万円(前期は363億8000万円の利益)、経常利益5億6300万円(前期は363億7700万円の利益)、当期純損失169億1700万円(前期は232億5300万円の利益)の赤字決算だった。

新型コロナウイルス感染症が拡大するなか、各国政府が拡大を抑止すべく、厳格な行動制限を実施した影響で、個人消費や企業収益が悪化した。

国内事業の当連結会計年度の営業収益は1224億2800万円、セグメント利益は39億7400万円。

国内事業のうち、直営店の売上高は2019年3月1日~8月31日の期間(以下「前年同期間」と記載)に比べて13.7%増、またオンラインストアの売上高は37.9%の増となっている。

オンラインストアではキッチン用品、収納用品、食品などの巣ごもり需要関連商材が堅調に推移した。7月には新潟県上越市に地域の”くらしの真ん中になる”ことを目指す店舗として「無印良品直江津」をオープンし、好調に推移している。「新しい生活様式」に伴う移動の変化や、訪日外国人観光客の減少の影響で、営業再開後も都心部に立地する店舗の多くが売上げ、客数ともに前年同期間を下回る傾向にある。

東アジア事業の営業収益は453億9500万円、セグメント利益は59億9000万円。

中国では1月から始まった店舗休業の影響で店頭の売上げは計画を下回った。一方でオンラインストアの売上げは好調に推移した。店舗営業が順次再開された3月以降は店頭の売上げも徐々に回復している。

台湾は新型コロナウイルス感染症の影響が小さかったが、韓国、香港は社会情勢不安の影響があって、低調だった。

欧州事業の営業収益は65億8500万円、セグメント損失は53億3700万円。

欧州では、各国で3月から新型コロナウイルス感染症の拡大によるロックダウンが実施され、大部分の店舗で休業した。営業再開後も客足が戻らず、売上げが計画を大幅に下回った。

北米でも営業再開が7月になる店舗があるなど、休業期間が長くなったため、営業収益が計画を大幅に下回っている。

なお、同社の海外連結子会社であるMUJIU.S.A. Limitedは、2020年7月に米国連邦倒産法第11章(チャプター11)に基づく再生手続きの申請を行った。

西南アジア・オセアニア事業の営業収益は49億8100万円、セグメント損失は3億9600万円。

タイでは、新型コロナウイルス感染症による店舗休業期間が比較的短く、コロナ禍での巣ごもり需要関連商品の売上げもが好調だった。

一方、シンガポールでは、6月中旬の営業再開後も外出規制や観光客の入国禁止などの影響で、売上げは計画を下回った。

次期は、営業収益4876億円、営業利益492億円、経常利益498億円、当期利益348億円を見込んでいる。

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