天満屋ストアnews|第2Q営業収益344億円3.9%減・経常利益1.6%減

(株)天満屋ストア(岡山県岡山市、野口重明社長)の2021年2月期第2四半期業績は、営業収益が344億3500万円(前年同期比3.9%減)、営業利益10億0500万円(3.4%増)、経常利益10億5600万円(1.6%減)、四半期純利益6億7900万円(1.6%減)の減収だ。

営業利益率は2.9%、経常利益率は3.1%。

天満屋ストアの中心的事業である小売事業の営業収益は317億8700万円(3.2%減)、営業利益は9億3200万円(16.1%増)となった。コロナ禍により食料品は内食需要が高まりから堅調に推移したものの、大型店舗への客足が遠のき、衣料品や生活用品の需要が減少した。

3月に安定的な商品供給を目的に生鮮センター(岡山市南区)内に水産加工センターを開設、4月に東一宮店(岡山県津山市)の全面改装、7月に鴨方店(岡山県浅口市)を改装し、「ニトリ」を導入するなど既存店舗の活性化にも取り組んだ。

6月には、本部社屋の建て替えを行い、フリーアドレス制の採用やデジタル化によるペーパーレスを推進するなど、効率的に業務を遂行できる環境を整備し、従業員の働き方改革に取り組んだ。

また移動販売事業の専門的運営を目的に、2020年3月1日付で天満屋ストアの子会社(有)ハピーバラエティに移動販売とくし丸事業を委託した。

惣菜等調理食品の製造販売を主とする小売周辺事業の営業収益は26億4700万円(12.1%減)、営業利益は7200万円(57.0%減)。主要取引先への供給減少や飲食店における客数減によって厳しい状況で推移した。

下期は岡山市北区において10月に津島店、12月に昭和町店の新設を予定している。

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