JMnews|第2Q売上高659億円(6.3%増)・経常利益46.2%増で増収増益

(株)JMホールディングス(茨城県土浦市、境正博社長)が2021年7月期の第2四半期を発表した。売上高659億2800万円(前年同期比6.3%増)、営業利益41億6300万円(48.1%増)、経常利益41億9300万円(46.2%増)、四半期純利益21億5600万円(16.0%増)と増収増益だ。

営業利益率6.3%、経常利益率6.4%。

四半期純利益の伸び率が金額の割に低いのは、前第2四半期に子会社の店舗退去に伴う受取補償金300万円を特別利益に計上していたためである。

上半期の経営成績は、消費行動の制限を余儀なくされるなか、スーパーマーケット事業最大の繁忙期である年末商戦が好調に推移したこと、 家庭内調理需要の増加に伴うまとめ買いに適切に対応できたことで、スーパーマーケット事業の既存店売上高が伸長し、増益となった。

JMホールディングスの中心的事業であるスーパーマーケット事業においては、売上高640億7600万円(7.1%増)、セグメント利益は39億5100万円(27.6%増)となった。

スーパーマーケット事業は次の5つの店舗業態で構成されている。(株)ジャパンミートが運営する大型商業施設内店舗「ジャパンミート生鮮館」は商圏が広く、集客力のあるホームセンタージョイフル本田やマルイなどの大型商業施設内において13店舗展開している。同じく(株)ジャパンミートが運営する関東圏単独店舗「ジャパンミート卸売市場」「パワーマート」「食肉卸売センターMEAT Meet」、そして(株)花正が運営する都市型ホールセール「肉のハナマサ」である。

店舗の状況としては、2020年12月に「Hanamasa Plus+」要町店(東京都板橋区)を開店した。 一方で2020年9月に「ジャパンミート生鮮館」大曲店(北海道北広島市)を閉店。これにより、この第2四半期連結累計期間末時点におけるスーパーマーケット事業の店舗数は85店舗になった。

その他の事業は外食事業、イベント関連事業、アウトソーシング事業で構成されている。売上高28億3600万円(10.3%減)、セグメント利益は2億1800万円(51.6%増)。

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