クスリのアオキnews|第3Q売上高2.3%増、経常利益21.3%増/106店舗新設
(株)クスリのアオキホールディングス(石川県白山市、青木宏憲社長)が2021年5月期の第3四半期決算を発表した。売上高は2268億7500万円(前年同期比2.3%増)、営業利益132億4500万円(19.8%増)、経常利益137億6600万円(21.3%増)、四半期純利益100億3300万円(21.7%増)と増収増益だ。
営業利益率5.8%、経常利益率6.1%。
ドラッグストア業界においては、感染症防止対策としてのマスクや消毒液等の衛生関連商品、外出自粛に伴う食料品・日用品等の需要が急増する等、生活スタイルの変化に伴う消費行動の著しい変化がみられる。一方、熾烈な出店競争や価格競争に加え、業界上位企業による経営統合やM&Aなどの寡占化はより激しさを増し、厳しい経営環境が続いている。
同グループでは、従業員のマスク着用の義務付けや店舗出入口への消毒用アルコールの常設、レジへの飛沫防止パーテーションの設置など感染予防対策を徹底した。
店舗の新設については、ドラッグストアを北信越に12店舗、東北に12店舗、関東に14店舗、東海に5店舗、 関西に3店舗の合計46店舗の出店を行い、さらなるドミナント化を推進した。また、ドラッグストア併設調剤薬局を北信越に15薬局、東北に5薬局、関東に22薬局、東海に11薬局、関西に4 薬局の合計57薬局を新規に開設した。
この結果、この第3四半期連結会計期間末のクスリのアオキホールディングスグループの店舗数は、ドラッグストア670店舗(うち調剤薬局併設346店舗)、調剤専門薬局6店舗の合計676店舗となっている。