ヤマザワnews|第1Q売上高272億円6.1%減・経常利益42.5%減

(株)ヤマザワ(山形市あこや町、古山利昭社長)の2022年2月期第1四半期は減収減益だった。

売上高が271億6700万円(前年同期比6.1%減)、営業利益5億3800万円(42.6%減)、経常利益5億4700万円(42.5%減)、四半期純利益3億5500万円(45.1%減)。

営業利益率、経常利益率はともに2.0%。

スーパーマーケット事業の売上高は239億0100万円で前年同期から5.6%減少。

既存店の販売力強化に注力した。バイヤーこだわりの商品・企画を「今週の一品」として、週単位・単品での売込み企画を実施した。また、旬・トレンドに対応した部門横断的な企画や、売場のゾーン化(これまでの部門ごとの商品展開から、お客のニーズ・食シーンに合わせた部門横断的な集合陳列を行うこと)を進めた。

集客対策では、平日強化のためのポイント販促を実施、また、価格対策では単品ディスカウントに偏らないバランスのとれた価格設定に努めた。3月からは加工食品や日用品を中心に商品を厳選した「スペシャルプライス」「パワープライス」「ロングランプライス」などの期間ごとに異なるお買い得商品を打ち出し、客単価増を図った。

2020年6月に開始した移動スーパー「とくし丸」事業は、ヤマザワが山形県内で4台、よねや商事(株)が秋田県内で7台稼動している。

ヤマザワが山形県内に42店舗、宮城県内19店舗、子会社のよねや商事(株)が秋田県内に10店を展開し、スーパーマーケット事業の合計店舗数は71店舗となった。

また、ドラッグストア事業の売上高は32億6400万円で、前年同期比マイナス9.9%だった。

関連カテゴリー

決算 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧