スギnews|第2Q売上高3150億円4.0%増も経常利益13.1%減の増収減益

スギホールディングス(株)(愛知県大府市、杉浦克典社長)が2022年2月期第2四半期の決算を発表した。

3月1日~8月31日の連結累計期間の業績は、売上高3149億5500万円(前年同期比4.0%増)、営業利益161億3100万円(13.6%減)、経常利益166億7800万円(13.1%減)、四半期純利益98億3600万円(21.7%減)と増収減益となった。

営業利益率は5.1%、経常利益率は5.3%。

ドラッグストア業界においては、薬価改定の影響による処方箋単価の下落、前年同時期に発生した衛生用品を中心とする急激な需要拡大に対する反動減、異業種および同業種との競争の更なる激化などによって経営環境の厳しさは増しているが、処方箋調剤は引き続き伸長している。

調剤領域において、新規開局を進めるとともに、物販顧客に対する店頭やアプリでの告知強化による調剤併用率の向上、調剤室や待合室の拡張改装の推進による調剤事業の更なる拡大と生産性の改善などに取り組んだ。

健全な店舗ポートフォリオの構築・維持を目的として既存店舗を改装した。また、取引先との情報連携強化を通じて製・配・販一体でのサプライチェーン全体の最適化に努めた。さらに、One・to・One販促の実現に向けて「デジタルCRM基盤」を構築し、人員配置および労働時間の適正化を図った。

引き続き関東・中部・関西・北陸エリアへの出店に注力した。50店舗を新規出店し、6店舗を閉店した。また、52店舗で改装を実施した。これにより、8月末時点の店舗数は1435店(前期末比44店舗増)となった。

通期は、売上高6503億円(7.9%増)、営業利益343億円(0.8%増)、経常利益355億円(0.5%増)、当期純利益220億円(4.2%増)を見込む。

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