北雄ラッキーnews|第3Q売上高290億円2.3%減・経常利益29%減
北雄ラッキー(株)(札幌市手稲区、桐生宇優社長)が2022年2月期の第3四半期決算を発表した。売上高は289億8000万円(前年同期比2.3%減)、営業利益2億4300万円(30.3%減)、経常利益2億5900万円(28.9%減)、四半期純利益1億6500万円(30.9%減)と減収減益だ。
営業利益率0.8%、経常利益率0.9%。
最重点施策としてセンター機能の再構築による生産性向上と商品力強化を目的に、2021年11月1日に「ラッキー生鮮・デリカセンター」を新設し、11月8日から稼働した。サラダ・生野菜商品をはじめ煮物・和惣菜・弁当・鮮魚加工品などの品揃えの拡充を図った。
またID-POSデータ活用による高併売率商品の拡充、コジカカードと連動した販促提案、パック単価の適正化などに取り組み、一人当たり買上点数増と来店頻度向上による売上確保に努めた。しかし、緊急事態宣言が解除された10月以降は、外出・外食の機会が増加して来店客数の減少傾向が強まった。前年の内食特需の反動に加えて、ガソリン・灯油価格などの高騰による生活防衛意識の強まりから客単価は伸び悩み、売上高は前年同期を下回った。
2021年11月末の店舗数は34店舗。