ヤマザワnews|第3Q売上高818億円2.9%減・経常利益61.5%減
(株)ヤマザワ(山形市あこや町、古山利昭社長)の2022年2月期第3四半期は、売上高が817億8200万円(前年同期比2.9%減)、営業利益6億1100万円(65.4%減)、経常利益6億5500万円(61.5%減)、四半期純利益3億7400万円(67.2%減)の減収減益。
営業利益率0.7%、経常利益率0.8%。
ヤマザワは本年度のスローガンを「わくわくする、よい店つくろう」を掲げて取り組んでいる。
スーパーマーケット事業の売上高は719億3300万円と前年同期比2.6%の減収。既存店強化のために、第1にバイヤーこだわりの商品・企画を、テーマに沿った提案と売場づくりで全店が取り組んだ。またこれまでの部門ごとの商品展開から、お客のニーズ・食シーンに合わせた部門横断的な集合陳列を行う売場の「ゾーン化」を進めた。
集客対策では、平日強化のためにポイント販促を継続して実施。価格対策としては単品ディスカウントに偏らないバランスのとれた価格設定に努めた。2021年3月からは加工食品や日用品を中心に商品を厳選した「スペシャルプライス」「パワープライス」「ロングランプライス」といった期間ごとのお買い得商品を設定して、買上点数増を図った。
移動スーパー「とくし丸」事業は、ヤマザワが山形県内で7台、よねや商事(株)が秋田県内で9台稼働している。
ヤマザワが1店舗を移転出店、4店舗を改装した。ヤマザワの店舗は山形県内41店舗、宮城県内20店舗、よねや商事の店舗は秋田県内10店舗となり、スーパーマーケット事業の店舗数は71店舗。
ドラッグストア事業の売上高は98億4400万円で前年同期比5.3%の減収。1店舗を出店、5店舗を改装、1店舗を閉店している。