クリエイトSDnews|第2Q売上高1738億円3.1%増/処方箋の応需枚数回復

(株)クリエイトSDホールディングス(神奈川県横浜市、廣瀬泰三社長)が2022年5月期の第2四半期決算を発表した。同社は年度期首から「収益認識に関する会計基準」等を適用しているため、前年同期比較は基準の異なる算定方法に基づいた数値を用いている。

売上高は1738億2300万円(前年同期比3.1%増)、営業利益88億4300万円(8.7%減)、経常利益90億8800万円(8.3%減)、四半期純利益61億6700万円(8.4%減)と増収減益だった。

営業利益率5.1%、経常利益率5.2%。

ドラッグストア事業は、前年同期の感染予防対策商品や巣ごもり商品を中心とした需要拡大に対する反動減があった。調剤薬局では、受診抑制による処方箋応需枚数の減少影響は一巡し、第2四半期は応需枚数・売上高共に堅調に推移している。

同社はワンストップショッピングのニーズに対応するため、生鮮食品・冷凍食品の品揃えを拡充する等、食品の販売を強化した店舗改装に取り組んでいる。またドラッグストア併設の調剤薬局を推進し、小商圏での利便性や専門性の向上に注力している。

ドラッグストアの新規出店は14店舗。調剤薬局はドラッグストア併設型を21店舗、調剤専門薬局を2店舗開局した。これにより、期末店舗数はドラッグストア672店舗、調剤薬局は調剤専門薬局37店舗、ドラッグストアへの併設調剤薬局247店舗の合計284店舗となった。ほかにスーパーマーケット事業5店舗、介護事業では介護付有料老人ホームを2施設、デイサービスセンター39施設運営している。

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