MrMax news|第3Q営業収益927億円6.3%減も一昨年比では2.0%増
(株)ミスターマックスホールディングス(福岡県福岡市、平野能章社長)が2022年2月期の第3四半期決算を発表した。同グループは暮らしを支える総合ディスカウントストアとして、生活必需品を中心とした商品を低価格で供給している。
2021年3月1日~11月30日の業績は、営業収益926億9900万円(前年同期比6.3%減)、営業利益33億7400万円(30.1%減)、経常利益32億6400万円(28.7%減)、純利益21億5700万円(19.7%減)の減収減益となった。
営業収益に対する営業利益率は3.6%、経常利益率は3.5%。
今期の営業収益および営業利益・経常利益は、ともに前年同期を下回ったが、新型コロナウイルス感染症拡大前の一昨年同期比では、営業収益は2.0%増加し、営業利益および経常利益は2倍を上回った。
経費面では、物流費、キャッシュレス決済手数料が減少したことに加え、売上高に応じた人時数のコントロールなどが寄与した結果、販売費びおよび一般管理費は203億7800万円(前年同期比1.2%減)と前年を下回った。
商品別では、昨年急増したマスクや空気清浄機など衛生関連商品の反動による減少が見られた。一方で、大型4Kテレビや健康・理美容家電のほかペット用品が伸長した。9月以降にはエアコンなどの暖房機器、食品が好調に推移した。既存店売上高は前年同期比93.1%、客数は92.8%だった。
営業政策では、2021年9月にミスターマックスアプリの会員数が100万人を突破した。