マツキヨココカラnews|第3Q売上高5079億円・23.4%増

(株)マツキヨココカラ&カンパニー(東京都文京区、松本清雄社長)が2022年3月期第3四半期の決算を発表した。

2022年3月期の連結業績は、旧(株)マツモトキヨシホールディングスの第2四半期までの連結業績と経営統合後の(株)マツキヨココカラ&カンパニーの第3四半期連結業績を合算したものとなる。経営統合日は2021年10月1日。

売上高5078億5700万円(前年同期比23.4%増)、営業利益277億9500万円(18.6%増)、経常利益302億3200万円(19.7%増)、四半期純利益287億6300万円(76.3%増)の増収増益となった。

営業利益率5.5%、経常利益率5.9%だった。

今期は「利便性の追求-お客様との繋がりの深化」「独自性の追求―体験やサービス提供の新化」「専門性の追求―トータルケアの進化」「アジア市場での更なるプレゼンス向上」を重点戦略として取り組んでいる。

セグメントの業績は次の通り。

経営統合に伴い、報告セグメントを従来の「小売事業」「卸売事業」「管理サポート事業」から「マツモトキヨシグループ事業」「ココカラファイングループ事業」「管理サポート事業」に変更している。

マツモトキヨシグループ事業の売上高は4077億7100万円(0.1%増)。セグメント利益は253億4000万円で6.1%増だった。デジタルと店舗網を活用し顧客の利便性を追求している。顧客接点数は12月末で8518万まで拡大した。PB商品は、「matsukiyo」「matsukiyoLAB」「ARGELAN(アルジェラン)」「THERETINOTIME(ザ・レチノタイム)」から新商品を発売した。

調剤薬局数は366店舗。厚生労働省の認可を受けた39店舗の健康サポート薬局は地域医療連携を推進しており、薬局経営支援サービスである調剤サポートプログラムの加盟店舗は149店舗まで拡大した。

グローバルでは、海外SNSの活用やグローバル会員獲得、グローバルで活躍する人材の開発、海外で支持される商品の開発に積極的に取組むことで、美と健康への意識が高まっているアジア地域での事業規模拡大とプレゼンス向上を目指している。12月末の海外店舗数は、タイ王国で23店舗、台湾で18店舗、ベトナム社会主義共和国で2店舗の合計43店舗となった。

ココカラファイングループ事業の売上高は934億1200万円。セグメント利益は25億2000万円だった。「利便性の追求-お客様との繋がりの深化」「独自性の追求―体験やサービス提供の新化」「専門性の追求―トータルケアの進化」の3つの国内重点戦略に対して、マツモトキヨシグループ事業と同様の取組みを実行した。顧客接点数は12月末で2557万、調剤薬局数は487店舗、健康サポート薬局数は93店舗となった。

国内では43店舗を新規出店し、14店舗を閉店した。その結果、12月末におけるグループ店舗数は3328店となった。

 

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