薬王堂news|年商1203億円8.8%増・経常利益17.2%減の増収減益

(株) 株式会社薬王堂ホールディングス(岩手県紫波郡、西郷辰弘社長)の2022年2月期は、売上高が1203億1000万円(前年同期比8.8%増)、営業利益は40億4300万円(18.8%減)、経常利益は43億9400万円(17.2%減)、純利益は29億6400万円(9.9%減)と、前年の反動でマスクや消毒液等の感染対策商品、医薬品が苦戦したほか、化粧品関連の戻りも鈍く、増収減益だった。

営業利益率は3.4%、経常利益率は3.7%。

薬王堂ホールディングスは販売価格や品揃えの強化を図り、来店客数および買上点数の増加に取組むとともに、小商圏ドミナント出店を推進した。今期は39店舗を出店し、岩手県、山形県の2店舗を退店した。2月末の店舗数は358店舗(うち調剤併設型4店舗、調剤専門薬局2店舗)。

ヘルス部門では医薬品は健康食品が伸長し、衛生用品ではマスク、生理用品、介護用品が伸びた。調剤も堅調だった。売上高は前年同期比4.7%増加し、241億8400万円。

ビューティ部門は、化粧品は基礎化粧品、ポイントメイクが伸長。トイレタリーではヘアケアやオーラルケアが伸びた。売上高は前年同期比4.7%増加し、174億7000万円。

ホーム部門は日用品では洗剤や家庭紙、ゴミ袋が、衣料品では履物が伸長。バラエティ部門はペット関連商品が好調に推移。両部門合計の売上高は前年同期比9.3%増加し、254億1500万円。

フード部門は、食品では冷凍食品、日配品、生鮮食品が、酒類ではビール、酎ハイが伸び、売上高は前年同期比12.2%増加し、530億2800万円。

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