近鉄百貨店news|年商981億円・経常損6億円・純損失49億円

(株)近鉄百貨店(大阪市阿倍野区、秋田拓士社長)の2022年2月期は売上高が981億4600万円(前期2183億5100万円)、営業損失13億9900万円(前期営業損失20億2000万円)、経常損失5億7200万円(前期経常損失12億9300万円)となり、当期純損失7億7500万円(前期当期純損失49億4900万円)だった。「収益認識に関する会計基準」を適用している。なお適応していない場合の売上高は2046億9700万円(対前年同期3.9%増)。

緊急事態宣言が解除された昨年10月以降は個人消費に持ち直しの動きがみられたが、オミクロン株の出現によって今年1月以降は、外出自粛に伴う個人消費の低迷から、厳しい状況で推移した。主力の百貨店業の売上高は800億0300万円(前期売上高1965億3500万円)、営業損失22億1400万円(前期営業損失27億0400万円)。

近鉄百貨店グループは、「くらしを豊かにするプラットフォーマー」を長期ビジョンとした「中期経営計画(2021~2024年度)」を2021年4月に策定。あべの・天王寺エリアの魅力最大化など4つの基本方針に基づく諸施策を進めている。

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