サツドラnews|’22年5月期は年商829億円0.4%減・経常7.9億円30.5%増

サツドラホールディングス(株)(札幌市東区、富山浩樹社長)が発表した2022年5月期業績は、売上高が829億0500万円(0.4%減)、営業利益7億4700万円が(16.7%増)、経常利益7億9300万円(30.5%増)、当期純利益は3億1600万円(44.9%減)だった。

営業利益率、経常利益率ともに、0.9%と1%を切る。

サツドラのリテール事業は北海道内でのドラッグストアチェーンの展開と、訪日外国人が訪れる観光地などでのインバウンドフォーマット店舗で構成される。その売上高は820億5100万円(0.9%減)、 セグメント利益は6億5900万円 (11.7%増)。

ワンストップショッピングニーズの高まりを受け、来店頻度の減少に伴い客数は減少したものの、客単価が上昇したことに加え、店舗数が純増した結果、ドラッグストアフォーマットの売上高は前年同期を上回った。インバウンドフォーマットは、訪日外客数が低調に推移したことで、引き続き売上高は僅かだった。調剤薬局は、前期に開設した併設調剤店舗の増収効果もあり、売上高は前年同期を上回った。

ドラッグストアは7店舗を出店し3店舗を閉店して175店舗、インバウンドフォーマットは3店舗を閉鎖し14店舗、そして調剤薬局店舗10店舗。5月度末のサツドラグループの総店舗数は201店舗。

北海道共通ポイントカード「EZOCA」を活用した地域マーケティング事業や決済サービス事業、小中学生向けのプログラミングスクールの運営などを行う「その他事業」は10億6900万円(前年同期比43.8%増)、セグメント利益は600万円(前年同期はセグメント損失2200万円)。「EZOCA」の会員数は、2022年4月末現在、200万人を超えている。感染予防の観点から非接触型決済への需要が高まるなか、国内キャッシュレス決済は堅調に推移した。

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