キャンドゥnews|第2Q売上高369億円・経常利益5億円/直営・委託の出店拡大

(株)キャンドゥ(東京都新宿区、城戸一弥社長)の2023年2月期第2四半期は、売上高が368億7200万円、営業利益4億7500万円、経常利益5億1400万円、純利益2億1100万円となった。

23年2月期(15カ月決算)が決算期変更のため、対前年同期比の記載はない。

営業利益率1.3%、経常利益率1.4%。

同社グループは2022年1月5日にイオン(株)の子会社となった。イオングループとの協業によるシナジーを最大限発揮するため、「販路の拡大」、「商品・ブランドの差別化」、「企業価値の向上」を掲げ、顧客満足の最大化に取り組んでいる。

商品・ブランドの差別化は、顧客から支持される商品を追及すべく、「新しい生活様式に対応する商品」、「環境に配慮した商品」、「他価格帯商品の拡充」等の商品開発とともに、POSデータを活用し、個店ごとの品揃えと在庫量の最適化を推進している。また、SNS等を利用したマーケティングや情報発信力を活用している。

売上高に対する原価率は、他価格商品の拡充による原価の低減や、価格維持に努めるための取り組みを続けたことで、61.9%となった。

企業価値の向上については、イオングループとのシナジー創出およびデジタルシフトへの推進による収益性と企業価値の向上を図るため、利便性向上を目的としたWAON導入による「イオン生活圏における“つながり”の創出」への参入準備を推進している。また、什器・備品などをイオングループと共同仕入れをすることによる、出店コストや設備管理コストなどの低減も計画している。

出店戦略では、直営店(商業施設・路面店)、委託店(既存大手取引先)を中心に出店を加速させた。その結果、新規出店数は直営(委託含む)54店、FC22店の76店舗、退店が42店舗となり、店舗数は34店増加した。

これにより、5月末の店舗数は1214店舗。内訳は直営店807店舗、FC店400店舗、海外FC店7店舗。

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