ポプラnews | 第1Q売上高34億円/4億9000万円の債務超過
(株)ポプラ(広島県広島市、目黒俊治社長)の2023年2月第1四半期決算は、売上高に当たる営業総収入34億5400万円(17.9%増)、営業損失3500万円、経常損失3100万円、四半期損失4500万円。前期に続いての損失となった。「収益認識に関する会計基準」の適用により、前連結会計年度と収益の会計処理が異なることから、前年同期比(%)は記載していない。
希望退職者募集など含む「構造改革費用」、店舗閉鎖損失などの特別損失の計上によるもので、今回の損失で4億9200万円の債務超過となった。
事業別の営業状況は、同社の自社ブランドで展開している「ポプラ」「生活彩家」(2022年2月末時点253店舗)は営業収入12億4900万円(前年増減率30.2%減)、営業損失1億2000万円(前期4億9900万円の損失)。「ローソン・ポプラ」(同111店舗)は2021年3月より進めている「ローソン」ブランドへの転換中。営業収入19億9900万円、営業利益6700万円(同6700万円の損失)。
先述の債務超過を受け、ポプラでは5月に2023年2月期から1年間を対象とした「中期経営計画」を発表した。自社ブランドの「ポプラ」「生活彩家」を含む「スマートストア事業」と「ローソン・ポプラ事業」の2事業体制の推進を掲げている。