マキヤnews|第1Q営業収益176億円4.5%増・経常利益1.6%減の増収減益

ディスカウントストアの「エスポット」「業務スーパー」などを展開する(株)マキヤ(静岡県富士市、早川紀行社長)の2023年3月期第1四半期は、営業収益175億9200万円(前年同期比4.5%増)、営業利益3億7900万円(9.0%減)、経常利益4億4200万円(1.6%減)、四半期純利益2億9900万円(3.3%減)だった。

営業利益率2.2%、経常利益率2.5%。

マキヤグループは中長期経営改革プロジェクト「MAP3」(Makiya-group Advancing Profit3)を編成し、①「作業改善」と「働き方」改革の推進、②品揃え・品質・価格・売り方・サービスの磨き上げ、③「ファーストチョイス」の推奨販売、④「欠品」撲滅・フェイスUP・ボリューム陳列、⑤「ロス額」削減と「仕入コスト」の改善を全力で推進し、経営基盤の強化と企業価値の向上に取り組んでいる。

「ロス額」の削減においては、食品等の「廃棄ロス」の削減に積極的に取り組んでおり、「廃棄ロス額」は前年同期比で3.7%の削減を図った。また、順次導入を進めているセミセルフレジを、エスポット新富士駅南店に導入した。

4月に業務スーパー嵐山店(埼玉県比企郡嵐山町)を開店した。6月にエスポット新富士駅南店(静岡県富士市)を改装した。

小売業の営業収益は174億8400万円(前年同期比4.5%増)、営業利益は4億5400万円(2.3%減)。「エスポット」と「業務スーパー」が好調に推移し、生鮮食品、日配食品、加工食品のいずれも前年同期を上回り、前年同期比は5.5%増。「ノンフード(非食品)」部門も、天候不順の影響があったものの、HBC(ヘルス・ビューティー・ケア)商品、生活関連商品およびリサイクル事業が前年同期を上回り、前年同期比は0.7%増だった。

関連カテゴリー

決算 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧