JMnews|年商1408億円8.5%増・経常利益3.5%増/前期新設5店舗が寄与

(株)JMホールディングス(茨城県土浦市、境正博社長)の2022年7月期は、売上高は1408億4500万円と前期比110億2100万円(8.5%)の増収となった。営業利益は66億7500万円と前期比9900万円(1.5%)の増益、経常利益は69億2500万円と前期比2億3200万円(3.5%)の増益、純利益は42億6600万円と前期比1900万円(0.5%)の増益となった。

営業利益率は4.7%、経常利益率は4.9%。

前期に新規出店した5店舗の売上げが寄与した。既存店も好調に推移した。原材料価格高騰による仕入価格改定のなか、加工物流センターにおける大量備蓄機能を活用した一括大量仕入れと、専門店ならではの商品調達力を活かして増益を確保した。

主力のスーパーマーケット事業は売上高が1369億9400万円と前期比108億3900万円(8.6%)の増収、セグメント利益(営業利益)は64億4300万円と前期2億1900万円(3.5%)の増益。

スーパーマーケット事業は(株)ジャパンミートと(株)花正が担う。

ジャパンミートが運営するのは、大型商業施設内店舗「ジャパンミート生鮮館」。商圏が広く、集客力のある大型商業施設である「ジョイフル本田」「マルイ」「スーパービバホーム」で15店舗を展開する。さらに、この生鮮館を小型化して「ジャパンミート卸売市場」12店舗、「パワーマート」4店舗、「食肉卸売センターMEATMeet」4店舗を関東圏に単独で配置する。

花正が運営するのは都市型ホールセールの「肉のハナマサ」。東京都内を中心に業務用スーパーとして55店舗を展開する。

4月にジャパンミート生鮮館小山店(栃木県小山市)を開店したことで、スーパーマーケット事業の7月末店舗数は90店舗。

その他事業は、外食事業、イベント関連事業、アウトソーシング事業、施設運営管理事業で成り立っている。売上高は60億6300万円・前期比7.7%増、セグメント利益(営業利益)は3億2600万円・前期比11.9%減。

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