マキヤnews|第2Q営業収益353億円3.2%増・経常利益5.2%減
ディスカウントストアの「エスポット」「業務スーパー」などを展開する(株)マキヤ(静岡県富士市、早川紀行社長)が2023年3月期第2四半期決算を発表した。
営業収益352億6700万円(前年同期比3.2%増)、営業利益7億0700万円(9.3%減)、経常利益7億9700万円(5.2%減)、四半期純利益5億3300万円(22.5%減)。
営業利益率2.0%、経常利益率2.3%。
マキヤグループは中長期経営改革プロジェクト「MAP3」(Makiya-group Advancing Profit3)を編成し、①「作業改善」と「働き方」改革の推進、②品揃え・品質・価格・売り方・サービスの磨き上げ、③「ファーストチョイス」の推奨販売、④「欠品」撲滅・フェイスUP・ボリューム陳列、⑤「ロス額」削減と「仕入コスト」の改善を全力で推進し、経営基盤の強化と企業価値の向上に取り組んでいる。
「ロス額」の削減においては、食品等の「廃棄ロス」の削減に積極的に取り組んでおり、「廃棄ロス額」は前年同期比で11.5%の削減を図った。また、順次導入を進めているセミセルフレジを、エスポット富士宮店に導入し、導入店舗は計4店舗となった。
7月に業務スーパー清水駒越店(静岡県静岡市清水区)を開店した。9月にエスポット富士宮店(静岡県富士市)を改装した。
小売業の営業収益は350億4900万円(前年同期比3.2%増)、営業利益は8億3900万円(4.6%減)。「エスポット」と「業務スーパー」が好調に推移し、生鮮食品、日配食品、加工食品のいずれも前年同期を上回り、前年同期比は2.7%増。「ノンフード(非食品)」部門では、HBC(ヘルス・ビューティー・ケア)商品およびリサイクル事業が前年同期を上回った。