サンドラッグnews|第2Q売上高3392億円3.8%増・経常利益2.9%増

(株)サンドラッグ(東京都府中市、貞方宏司社長)の2023年3月期第2四半期は、売上高3392億2300万円(前年同期比3.8%増)、営業利益185億1100万円(3.2%増)、経常利益187億6900万円(2.9%増)、四半期純利益127億2200万円(2.1%増)の増収増益だった。

営業利益率、経常利益率ともに5.5%。


ドラッグストア事業の売上高は2199億5300万円(前年同期比7.3%増)、営業利益は118億0600万円(0.5%減)。コロナ禍でのインバウンド需要の消失、化粧品需要減少の継続影響で、駅前繁華街店は低調のまま推移した。また、継続した中国のロックダウンにより越境ECが大幅に減少した。一方、積極的な新規出店に加え生鮮食料品導入等の店舗改装を実施し、売上高は前年同期を上回った。

経費面では電子棚札導入等の業務効率化を図った。また、原油価格上昇に伴い光熱費等が増加したが、引き続き全社的に節電等に取り組み経費抑制に努めた。出退店は、17店舗を新規出店し66店舗を改装したほか6店舗を閉店した。

ディスカウントストア事業の売上高は1439億3100万円(7.3%増)、営業利益は67億0500万円(10.5%増)。食料品やペット用品等が引き続き好調に推移した。また、10月からの酒値上げ前の駆け込み需要も重なり、売上高が前年同期を上回った。出退店は、11店舗を新規出店し10店舗を改装したほか2店舗を閉店した。

サンドラッググループ全体の店舗数は、ドラッグストア事業が、直営店757店舗、㈱星光堂薬局71店舗、㈱サンドラッグプラス63店舗、フランチャイズ店66店舗の計957店舗。ダイレックス㈱が担うディスカウントストア事業は344店舗。

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