マックスバリュ東海news|第3Q営業収益2603億円・経常利益14.7%減

マックスバリュ東海(株)(静岡県浜松市、作道政昭社長)は2023年2月期第3四半期決算を発表した。営業収益は2602億7500万円、営業利益は62億2200万円(14.2%減)、経常利益は62億2500万円(14.7%減)、四半期純利益は39億8200万円(26.1%減)だった。

「収益認識に関する会計基準」等の今期首からの適用のため、営業収益の対前年増減率は出していない。

営業利益率、経常利益率ともに2.4%。

営業面では、節約志向の高まりに対応すべく、価格据え置きを継続しているイオン「トップバリュ」の展開を強化したほか、食べきり・使い切りに適した容量に小分けした商品の品揃え徹底に取り組んだ。

店舗展開では、上半期の1店舗開設に加え、10月にマックスバリュエクスプレス熱海咲見町店(静岡県熱海市)、マックスバリュ瑞穂桜山店(名古屋市瑞穂区)の2店舗を、11月には小型店業態では浜松市内3店舗目となる、マックスバリュエクスプレス浜松住吉店(浜松市中区)を新規開設した。

既存店の競争力を高めるべく、大型活性化3店舗を含む計16店舗で活性化改装を実施し、デリカ商品の品揃え強化、冷凍食品の展開拡大など、顧客ニーズに応じた品揃えの拡充に取り組んだ。同時に、キャッシュレスセルフレジの導入を新規に81店舗で実施し、導入店舗数は計151店舗まで拡大した。

また、顧客接点の創出に向け、「Yahoo!ショッピング」で同社ネットショップの新たな販売サイトとなる「マックスバリュ東海ヤフー店」を開店し、成長分野であるオンラインでの販売チャネル拡大に注力したほか、移動スーパーの販路拡大にも継続して努めている。

商品面では、「じもの」商品に関する取り組みとして、「じもの商品大商談会」を、同社では初の試みとなるリアルとオンラインでの同時開催を行った。また同社の推進する「ちゃんとごはん」の取り組みの一環として、各地の自治体や学生との協働による健康を意識した商品の開発に取り組んだ。

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