サンドラッグnews|第3Q売上高5196億円5.7%増・経常利益7.1%増
(株)サンドラッグ(東京都府中市、貞方宏司社長)の2023年3月期第3四半期は、売上高5195億5300万円(前年同期比5.7%増)、営業利益294億9300万円(7.5%増)、経常利益299億2900万円(7.1%増)、四半期純利益203億6400万円(7.2%増)だった。
営業利益率5.7%、経常利益率5.8%。
ドラッグストア事業の売上高は3393億2700万円(前年同期比5.0%増)、営業利益は186億6300万円(4.1%増)。外国人観光客受け入れ、国内行動制限の緩和等により化粧品需要等は伸長したものの、駅前型店舗では、依然として回復途上の状況が続いている。一方、積極的な新規出店に加え、風邪薬需要の増加等により、売上高が前年同期を上回った。
経費面では、電子棚札導入等により生産性の向上を図るとともに、引き続き全社的に節電に取り組み、経費抑制に努めた。出退店は、33店舗を新規出店し79店舗を改装したほか12店舗を閉店した。
ディスカウントストア事業の売上高は2180億1500万円(7.1%増)、営業利益は108億2900万円(13.7%増)。酒の値上げ前の駆け込み需要や食料品、ペット用品等が引き続き好調に推移した。出退店は、17店舗を新規出店し13店舗を改装したほか3店舗を閉店した。
サンドラッググループ全体の店舗数は、ドラッグストア事業が、直営店763店舗、㈱星光堂薬局73店舗、㈱サンドラッグプラス64店舗、㈱大屋56店舗、フランチャイズ店37店舗の計993店舗。ダイレックス㈱が担うディスカウントストア事業は349店舗。