クリエイトSDnews|第3Q売上高2824億円8.3%増・経常利益5.6%増

(株)クリエイトSDホールディングス(神奈川県横浜市、廣瀬泰三社長)が2023年5月期第3四半期の決算を発表した。

売上高2823億6500万円(前年同期比8.3%増)、営業利益140億2100万円(5.9%増)、経常利益143億6600万円(5.6%増)、四半期純利益97億3400万円(5.5%増)。

営業利益率5.0%、経常利益率5.1%。

ドラッグストア事業は、EDLP(エブリデイ・ロープライス)を推進しつつ、日常生活に必要なものが一カ所で揃うワンストップショッピングのニーズに対応するため、生鮮食品・冷凍食品の品揃え拡充に取り組んだ。ドラッグストアへの調剤薬局併設を推進することで、小商圏における利便性および専門性の向上に引き続き注力した。

新型コロナウイルスの流行による需要増に加えて、物価上昇が続き節約志向が一段と高まりを見せるなか、生活必需品を始めとしたEDLP施策が奏功し、売上高は前年同期・計画を上回った。

経費面では、原油価格上昇による水道光熱費の高騰や、薬剤師の採用強化や最低賃金の上昇による人件費上昇等の影響が見られたものの、可能な範囲での節電施策の徹底や、現場での人時適正化等の経費抑制に取り組んだ。

ドラッグストアの新規出店は23店舗、2店舗を閉鎖した。調剤薬局の新規出店はドラッグストアへの併設調剤薬局を42店舗開局し、調剤専門薬局1店舗を閉鎖した。

また、個店競争力の強化・ドラッグストア事業とのシナジー創出に向けて、既存の食品スーパー「ゆりストア」をドラッグストアと生鮮食品専門店の複合業態へ順次改装転換している。

店舗数はドラッグストア707店舗、調剤薬局は、調剤専門薬局36店舗、ドラッグストアへの併設調剤薬局316店舗の合計352店舗。ほかにスーパーマーケット事業は食品スーパー2店舗、ドラッグストア複合の生鮮食品専門店3店舗、介護事業では介護付有料老人ホーム2施設、デイサービスセンター37施設を運営している。

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